英語を話したいけど、アウトプットする場所がない
スピーキング力を伸ばしたいけど、話す相手がいない
そんなお悩みを解決する記事を書きました!
こんにちは!さくらです。
大学卒業後カナダに留学し、帰国後も5年以上英語に関わる仕事をしています。
今回は、英会話スクールで働いていたときのお客様や、語学関係のイベントで知り合った日本人などからよく聞く言葉・・・
「英語を話したいけど、アウトプットする場所がない」
という悩みを抱えている人に向けて、
私を含め、私の周りにいる「英語を話せる人」がやっているアウトプットをお伝えします!
この記事を読み終わる頃には、どうやってアウトプットすれば良いかが分かって、いつでもどこでもアウトプットできるので、スピーキングスキルがメキメキと上達しますよ!
アウトプットとは?
そもそも「アウトプット」とはどういうことを指すのか。
お話しを聞いていると、「アウトプット=スピーキング」だと思われている方が多い気がしたので、
まずは「アウトプットとはどういうことなのか」についてお話しします。
英語の「OUTPUT(アウトプット)」は、何かを「出力する」「生産する」「生み出す」といった意味があります。
英語学習における「アウトプット」は上記の「出力する」に近いでしょうか。
「得た知識を外に出す、実践する」といった意味になります!
わかりやすく「ピアノ」を例にしてみましょう。
「ピアノを弾けるようになりたい!」と思ったとき
先生がピアノを弾いているのをずーっと眺めていても
楽譜をひたすら読み続けても
ピアノを弾けるようにはなりませんね。
「実際にピアノを弾いてみる」
その場にピアノがないなら「エアーピアノをしてみる」
エアーピアノもできないなら「頭の中でシュミレーションをする」
これらは全て、学んだことを実際に自分で「出力している」=「アウトプットしている」ということになります。
英語に置き換えると、「アウトプットする場所がない」と言っている方の99%くらい(もしくは100%かも)が
「実際にピアノを弾く(英語を話す)」ことだけが「アウトプット」だと思っている方が非常に多いです。
まずは「アウトプット = 話すこと」だけではない!!ということに気づいて欲しいです。
そうするとどこでもアウトプットできるようになりますよ^^
英語を話せる人がやっている「アウトプット」とは?
前置きが長くなりましたが、
ここからは「英語が話せる人が共通して実際にやっているアウトプット」をご紹介します。
これは英語に限らず、他言語を扱える人が必ずやっていることです。
それは
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「ひとりアウトプット」です!!
つまり、相手を持たずに「ひとりで」アウトプットしているのです。
具体的になにをするのか、先に答えをお伝えしますと
- 英語日記
- 暗唱
- 英語で独り言
この3つ。
英語に限らず、母国語以外の言語を、
その土地に行かずして話せる人の殆どが
「英語日記」「暗唱」「英語で独り言」のうちの1つもしくは複数をやっています。
意識的にやっている人、無意識にやっている人がいますが、
英語を話せる人たちと7年以上関わり続けた中でこれを1つもやっていない人はいないと断言できます。
もちろん英語の知識が「ゼロ」であれば、まずはインプットから始めましょう。というお話しですが、
この記事は「英語を話したいけど、アウトプットをする場所がない」という方に向けて書いていますので
きっと「インプットはある程度してきた」方たちだと想定してお話しを進めます。
「アウトプットの前にそもそも基礎知識が足りてない」という方はインプット(土台作り)から始めてくださいね。
それでは先程お伝えした3つを詳しく紹介していきます!自分に合う方法を今日から是非取り入れてください!
英語のアウトプット①:英語日記
まず1つ目のアウトプットは、このブログでも何度か取り上げている英語日記です。
筆者も留学時代から取り入れていて、英語を勉強している人なら1度は「やるといいよ」と聞いたことがある勉強法ではないかと思います。
一見ライティングスキルだけが上がる勉強法のように思われますが、単語やフレーズが頭に定着することにより
ライティングスキル、文法力、単語力、スピーキングスキルまで上がる、とてもおいしい勉強法です!
英語日記の効果は「英語日記を7年続ける私が実感した【4つの効果】」でお伝えしているので、是非チェックしてくださいね。
英語日記は「自分の中で自己完結」してしまいがちなので、英語力を効率的に上げるためには必ず添削を受けましょう。
いまは安いオンラインサービスが沢山あるので、上手に使うと良いですよ^^
英語のアウトプット②:暗唱
続いて紹介するのが「暗唱」
題材はなんでも構いません。
先程お伝えした、自分で書いた英語日記、家にあるTOEICの教材、英語の本、新聞、ドラマなどなど。
英語で「正しく」書かれているものであればなんでも構いません。
※英語日記を使用する場合は必ず添削してもらったもので行ってください。
きっと、読めるのに、書けるのに、いざ何も見ずに同じことを言おうとするとびっくりするくらい言えないことに気づくでしょう(笑)
手順としては「音読 → 暗唱」です。
まずは読んで理解して、3フレーズを見ないで完璧に言えるようにする。
これを繰り返してください。
1ヶ月集中してやるだけでもかなり効果がありますよ^^
英語のアウトプット③:英語で独り言
最後に紹介するのは「英語で独り言」です!
正直これは最強のアウトプットです。
英語を話す人でこれをやっていない人はいません。
むしろ話せるようになればなるほど、英語で独り言を「してしまう」のです。
声を発せられるとベストですが、声が出せない環境なら頭の中で考えるだけでもOKです!
「私は歯を磨いている」「隣の人が寝ている」「すっごい疲れた」
思ったことをできる限り英語で言うように意識してみてください。
継続していると、咄嗟に出てくる言葉が英語になる日が訪れます(笑)
慣れるまでが大変ですが、意識して行うようにすると、いつの間にか無意識でもできるようになります。
英語にできない言葉に出会ったら必ず検索してその場で解消しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
聞いたことのあるお話しもあったかもしれませんが、
やるのとやらないのとでは1年後の英語力に大きな差が生まれます。
「アウトプット=スピーキング」だと思っていると、場所や人を探す手間や労力(多分お金も)がかかって、結局いつまで経ってもアウトプット難民です。
今回ご紹介したアウトプットは、7年間英語を話せる人と関わり続けた中で見つけた「英語を話せる人の共通点」です。
まずは「今」「すぐに」できることから始めましょう!