英語学習を始めたいけど、勉強法がありすぎて分からない
効率的で効果的な勉強法が知りたい
そんな悩みを解決します。
Sakuraのプロフィール
15年以上英語学習を続けるも一向に話せるようにならず。
語学留学「10ヶ月」で、完全英語環境の職場で働けるようになりました。
いろんな学習法を試してきた私が「効率的」で「効果的」なオススメ勉強法を厳選してお伝えします♪
目次
英語力が伸びない理由
勉強法をお伝えする前に「なぜ英語力が伸びないのか」を理解しましょう。
これが分かっていないと、どんなに効果的な勉強法をお伝えしても意味がないからです。
いろんな勉強法に手を出しすぎる
英語学習を続けているのに英語力が伸びない人は「ほぼ確実に」これが当てはまると思います。
留学に行く前の私はまさにこのタイプでした。
教材を変え、スクールを変え、ネットで調べて試し、また他の方法に目移りする。
そうして膨大なお金と時間を費やしました。
教材やノウハウをかき集めても絶対に英語力は伸びません。断言します。
試験勉強などでも「1つの教材をとことんやれ」という言葉を聞いたことはありませんか?
英語学習も同じ。
この記事では、私が試した「本当に効果的な勉強法」をお伝えします。
自分が続けられそうな方法を「とことん」やりましょう。
英語力はすぐに身に付くと思っている
英会話スクールのカウンセラーとして働いていたときに最も多かった質問が
「どれくらいで英語が話せるようになりますか?」
これは本当に人それぞれ。
今の英語力、1日にどれくらいの時間を英語に費やせて、どれだけの意識を英語へ向けられるかによって変わります。
「正しい方法で」「十分な量を」「継続的に」続けられれば、求めるレベルにもよりますが1年以内にある程度のレベルには到達するでしょう。
中には「始めて数週間で!!」「3ヶ月で!!」という謳い文句のサービスもありますが、正直そんなに甘くないです。
本気で取り組めば無理ではないかもしれないですが、達成できる人はごくごく一部だと思います。(私の周りにはいないです)
実際、海外に留学して「一切日本語を話さずに」「外国人の友達とずっと一緒にいて」も、辞書なくスムーズに会話ができるようになるには6ヶ月程かかりました。
語学学校で日本人と日本語で会話していた子たちは、6ヶ月を過ぎても結局あまり話せるようにならずに帰国していきました。
「英語初心者(TOEIC400点以下くらい)、日本で、日本語で日常会話をしながら英語を学ぶ」のであれば、早くても2〜3年はかかると思っておいた方が良いです。
因みに「英会話スクールに通うだけ」では英語は話せるようになりません。
予習復習が必ず必要なので、それができないのであればお金は無駄になると思います。
本当に効果的な勉強法3選
前置きが長くなりましたが、ここからは英語で仕事をするようになった今でも継続している「本当に効果的な勉強法」を3つに絞ってお伝えします!
シャドーイング
「シャドーイング」とは英語の音源を「影(Shadow)」のように追いかけて発話する勉強法です。
この方法で特に伸びるスキルは「スピーキング」と「リスニング」です。
コツは聞こえたものを「そっくりそのまま」「同じスピードで」発話すること。
単語を思い浮かべずに、聞こえたものをそのまま真似られるとベストです。
題材を選ぶときは「自分のレベルよりほんの少し高いもの」がおすすめ。
スクリプト(文章)を見たときに8割分かる、くらいのものが良いでしょう。
シャドーイングをすることによって、ネイティブのイントネーション、リズム、強弱が身につき、発音が改善されます。
スピーキングスキルを上げたい!という方はこの勉強法がぴったりです^^
ディクテーション
「ディクテーション」は聞こえてきた言葉を書き取る勉強法です。
この方法で特に伸びるのは「リスニング」と「語彙力」「文法」です。
コツは、1度聞いてすぐ書き取るのではなく、2〜3回聞いて書き取ること、1文をしっかり聞いてから書き取ることです。(単語毎に区切ると意味がないです)
慣れてきたら2〜3文を一気に流して同時に書き写してみると良いです。
英語では「リダクション」という「音にならない」言葉があります。
例えば「Can't」。そのまま日本語的に読むと「キャント」ですが、実際は「キャン」と発音されます。
こういった音にならない言葉を予測する力がつき、リスニング、語彙力に繋がります。
また、最終的に答え合わせした正しい文章を書き取ることで、単語の使い方が分かるようになり、文法力向上に役立ちます。
題材を選ぶときは「シャドーイング」とは逆で「自分のレベルより少し低いもの」がおすすめ。
「スクリプト(文章)を読めば意味は分かるけど、スクリプトから目を話すと文章が組み立てられない」くらいが目安です。
リスニングスキルを上げたい!という方におすすめの勉強法です。
英語で独り言
いつでもどこでも英語学習ができる最強勉強法がこちら。
思ったことを全て英語にしましょう。
やり方の例
電車に乗った → I got on a train.
歯を磨いている → I'm brushing my teeth.
こんな感じで、自分の動作や感情を全て英語にしてみてください。
これを継続すると、英語習得に必要だとされる「英語脳」が身につきます。本当です。
分からないことは、調べても調べなくてもどちらでもいいです(私はモヤモヤするので調べます^^;)
注意点としては、慣れてくると日本人と一緒にいるときも英語が飛び出ることです。
私はびっくりすると「Oh my god!!」と言うようになってしまい、ときたま恥ずかしい思いをします。笑
必要なのはあなたの脳だけ。完全無料。電気代もかかりません。今すぐ始めましょう。
余力がある人へ番外編
上記3つが、私が最もおすすめする効果的な勉強法なので、まずは上記を試して頂きたいです。
ここからは「もう少し時間がある」「全部やっている」なんて人へおすすめの、効果的な勉強法番外編です!
英語日記
英語学習に効果的とされる「英語日記」
これは「英語で独り言」よりも少しハードルが上がりますが、自分が言いたいことを文字にするので文章力や単語力向上に効果を発揮します。
ある程度英語ができるようになっても、日記を書いてみると文章にできない内容がまだまだ沢山あります。
最初は書ける内容を書きましょう。量も2〜3行でOKです。(たくさん書こうとすると続きません)
8時に起きた。パンを食べた。会社に行った。などで大丈夫。
数を重ねると内容が似通ってくるので、なるべく前日の内容と被らないように書くと良いでしょう。
写真や画像に写っているものを書き出す
日記で何を書いたら良いかわからない!という人は、写真や画像に写っているものを書き出すのがおすすめ。
自分で考える必要がないので、「なに書こう;」とならず、取り掛かりやすいです。
花がいくつか咲いている。親子が遊んでいる。快晴だ。など、書き出せる限り書き出しましょう。
「あれ、これってなんて言うんだろう?」というものが結構出てくるはずです。
英語で何かを説明する練習にもなりますよ。
番外編の注意点
英語日記、写真や画像を書き写すときの注意点ですが、間違えたスペルや文法を書き続けると誤ったまま覚えてしまうリスクがあります。
なので、この2つをするなら定期的に添削を受けることをおすすめします。
分からないまま続けても上達が感じられない、というのもポイントですね。
「前よりできるようになった!」と少しでも感じることが英語学習継続、そして上達に繋がります。
まとめ
自分に合いそうな勉強法はありましたか?
ここで紹介したのは、いずれも私が試して「本当に効果がある!!」と実感している勉強法です。
今はこれらの方法でしか勉強していません。
因みに英語をある程度習得したあとに、スペイン語を勉強し始めましたが、
上記の方法で学習を進めて1年程経った頃、チリ人(スペイン語圏です)の友達と会ったとき、思っていた以上に日常会話ができてびっくりしました。
いきなり全てを始めるのではなく、どれか1つで大丈夫です。
「これなら続けられそう!」と思ったものを「とことん」続けてみてください。
継続さえすれば、結果は必ずついてきます!!
どれも無料ですぐに始められますので、今日から早速始めましょう!!